魔女の宅急便を観て思うこと
こんばんは。
今朝はリカバリーJog。さすがに今日は走り出しから足が重く全然ペースが上がりませんでした。終始5'00/kmを切ることなく1時間で10kmほどしか走りませんでした。
- 今日の練習メニュー：60分リカバリーJog
唐突ですが、ジブリシリーズの中で一番好きな映画が魔女の宅急便です。笑 高校の時の自分と重ねてしまうんですよね。ほとんどの方は内容をご存知だとは思いますが、映画の途中でキキが飛べなくなってしまいます。その時にキキに対する絵描きの女の子のアドバイスが妙に心に残っています。「飛べない時はジタバタするしかない、それでもダメな時は飛ぶのをやめる。他のことをしたり何もしなかったり。そのうち飛べるようになる。」高校の時、自分も同じアドバイスを先輩からもらっていました。（その先輩というのが正月に一緒に走った先輩なのですが 笑）高校時代は度重なる怪我でほとんど走れず、たまにレースに出たとしても全くタイムが出せず、中学の3000mのベストからは考えられないようなタイムを5000mで出し続け、「あいつはもう終わった」とよく言われていました。そんな時にその先輩から「一回休め、走るのをやめたらまた走りたくなるもんだ」と言われました。その時は休んでも速くなるわけがないと思い込んでもがき続けていましたが、結局高校の間に結果を残すことはできませんでした。その頃に今日みたいに金曜ロードショーで魔女の宅急便を放映していて、例のシーンで号泣していたのをよく覚えています。笑
今となっては先輩のアドバイス、そして劇中の絵描きの女の子が言っていることが身にしみて分かります。高校で結果を残せなかったので大学では陸上部に所属しませんでした。走る気もなかったのもありますが、入学した大学が強化指定に入るような部活で今の自分の実力では到底練習についていくことすらできないだろう、と思い一旦走るのをやめました。そんな時に出会ったのがクラシックギターです。以前にも書きましたが、クラシックギターを始めてからも陸上との繋がりは切れることなく、現在も通っているギターの先生というのは元陸上選手です。笑 たまたま再び走りだすきっかけがあり、今こうしてマラソンを目標に走り続けていますが、昨年の記録会で高校時代の5000mの自己ベストをおよそ10年ぶりに更新したのを見ると魔女の宅急便で語られていたアドバイスというのは本当だったんだなと感じます。一旦走るのをやめて、それでもやっぱり走るのが好きだから、走ることに縁があるから再び走り始めて、また中学の時のように走ることを純粋に楽しめるようになってきたと思います。今日久しぶりに魔女の宅急便を観て昔を思い出しながらホロっとしていました。笑
さて、明日は小学生のコーチに行きます。さすがにここ10日ほど走り込んできているので明日は自分の練習はせずに指導の方に専念しようと思います。（結局少しは走ると思いますが）
本日の走行距離: 10.70km
今月の走行距離: 71.44km
